この「バーンして」文化を爆発的な熱狂へと決定づけたのは、2.5次元舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~』(通称・松ステ)の客席演出に他なりません。
舞台版では、六つ子キャストによるお馴染みのドタバタ劇に加え、別キャストが演じる高身長・超絶イケメンのF6によるライブパートが組み込まれました。肉食系肉を自称する「F6 カラ松」(和田雅成さんなど)が、客席通路を練り歩きながら「応援うちわ」を見つけ出し、至近距離で鋭い視線を投げかけながら指ピストルを構えて「バーン」と放つパフォーマンスは、舞台ファンの語り草となっています。
客席で実際にその洗礼を受けた観客の証言やSNSのレポートでは、次のような生々しい実態が数多く記録されています。
「視線が合った瞬間に心拍数が跳ね上がり、銃口を向けられて引き金を引かれた瞬間、比喩ではなく膝から崩れ落ちた」
「イタいキャラだと分かっているのに、目の前で本気のアクションをやられると逃げ場がない」
さらに、六つ子バージョンのカラ松(柏木佑介さんなど)が見せる、どこかコミカルで一生懸命な「バーン」もまた、ファンの庇護欲と多幸感を極限まで刺激しました。この「F6による圧倒的色気のバーン」と「六つ子による愛らしさ全開のバーン」の二重構造が、ファンサとしての価値を揺るぎないものにしたのです。pixivやX(旧Twitter)上でも「カラ松 バーン イラスト」が膨大に投稿され、返り血を浴びたマフィアパロディから少女漫画のような甘いシチュエーションまで、多様な二次創作が生み出され続けました。