伊勢物語『芥川』現代語訳とテスト対策!女を消した鬼の正体と和歌の真相

伊勢物語『芥川』現代語訳とテスト対策!女を消した鬼の正体と和歌の真相

伊勢物語『芥川』現代語訳とテスト対策!女を消した鬼の正体と和歌の真相の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

高校の定期考査や大学入学共通テストにおいて、伊勢物語『芥川』は文法・語句問題の宝庫です。失点を防ぐために押さえるべき重要文法と古語の識別基準を体系的に整理しました。

項目・文法要素該当箇所・活用・品詞文法的な意味・役割テスト頻出度と着眼点え得まじかりけるえ(副)+得(ア行下二・連用)+まじかり(打消推量・連用)+ける(過去・連体)「え〜(打消)」で「〜できない」。手に入れることができそうもなかった。最重要構文。「え+打消」の不可能表現は現代語訳問題で必ず問われる。よばひわたりけるよばひ(ハ行四段・連用)+わたり(ラ行四段・連用)+ける(過去・連体)「よばふ」は求婚する、「〜わたる」はずっと〜し続けるの意。古語「よばふ」の意味(呼ぶ+反復=求婚する)の単語知識を問う出題が多数。夜も明けなむ明難(カ行下二・未然)+なむ(他者への願望の終助詞)「夜が明けてほしい」という男の切実な願望。「なむ」の識別問題の定番。未然形接続の終助詞(願望)であることを確認。食ひてけり食ひ(ハ行四段・連用)+て(完了「つ」・連用)+けり(過去・終止)「食べてしまった」。完了+過去の複合表現。助動詞「つ(て)」が動作の完了・急激な発生を示すニュアンスを読解させる。消えなましものを消え(ヤ行下二・未然)+な(強意「ぬ」・未然)+まし(反実仮想・連体)+ものを(接続助詞)「消えてしまえばよかったのに(実際は消えずに生き残ってしまった)」。「まし」の反実仮想構文。事実に反する後悔の心情を正確に訳出する設問が頻出。

特に伊勢物語 芥川 和歌 意味の解釈においては、「白玉(真珠=露の比喩)」と「消えなましものを(反実仮想)」の構造把握が不可欠です。草の露を知らず「あれは何?」と無邪気に問うた深窓の令嬢(高子)の無垢さと、その純真な命が露のように儚く消えてしまった運命に対する男の激しい後悔が、この一首に集約されています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。