近年の食品・飲料産業の成長とともに、店頭には「健康志向」を前面に出した多種多様な商品が並ぶようになった。しかし、最新の栄養学的知見から見ると、一見身体に良さそうな食べ物の中にこそ、肝臓への攻撃力を秘めたものが潜んでいる。
代表格が、朝食代わりや手軽な栄養補給として人気のフルーツスムージーや100%果汁ジュースだ。果物そのものを食べる場合と異なり、ジュース化のプロセスで食物繊維が粉砕・除去されるため、大量の果糖が素早く体内に吸収される。これが肝臓の処理能力を軽々とオーバーフローさせるのだ。
また、ドライフルーツや低糖質を謳う加工スイーツ、市販のノンオイルドレッシングにも注意が必要だ。味の物足りなさを補うために多量の糖質や添加物が使用されているケースが多く、日常的に摂取することで「隠れ脂肪肝」の大きな要因となっていく。