オーストラリアやニュージーランドの加工工場から出荷される肉は、現地の政府機関のみならず、米国農務省(USDA)が定める国際的な衛生基準や輸出国独自の厳格な検疫をクリアしている。当メディアによる食品衛生・調査報道の取材に応じた肉類衛生専門家は、「大手チェーンの加工工場で導入されているHACCP(ハサップ)概念に基づく衛生管理は、一般的な食肉卸業者よりも遥かに厳密だ」と指摘する。
工場内では金属検出器やX線異物検出器による多重のスクリーニングが実施され、異物混入の可能性は極限まで排除される。さらに、定期的な第三者機関による監査を受け入れ、検査データを公開する仕組みが機能している。根拠のない噂話がいかに現実の製造ラインと乖離しているか、調査を進めるほどに浮き彫りとなる。