大会最大の目玉といえば、言わずと知れた超特大の打ち上げ花火だ。特に「正四尺玉打ち上げプロジェクト」によって夜空へ放たれる大玉は、空中で直径約800メートルもの大輪の花を咲かせる。その圧巻の開花サイズと重量はギネスワールドレコーズに認定された実績を持ち、世界的な注目を集め続けている。
この世界記録クラスの超大玉を成功に導いているのが、名工として名高い小幡知明(花火師)をはじめとする熟練の職人たちだ。長年の経験と緻密な計算に基づき、ミリ単位の精度で導出される火薬の調合。職人技が生み出す光の藝術は、観客の度肝を抜く。
さらにクライマックスを飾る「鳳凰乱舞(ラストスターマイン)」は、息をつく暇もない連発打ち上げで観覧エリア全体を昼間のような明るさに変える。数千発の光が交差する光景は、まさに圧倒的の一言。言葉を失うほどの衝撃がそこにはある。