古くから「看板学部」として圧倒的な存在感を放ってきたのが政治経済学部だ。かつては看板としての歴史的プライドが先行していたが、入試改革で数学が必修化されたことによって名実ともに最難関の座を確固たるものにした。早稲田の学内格差を語る上で、この政経のトップ君臨は誰もが認める動かしがたい事実といえる。
学内での評価差は、卒業後の就職活動において如実に表面化する。外資系戦略コンサルや大手総合商社、メガバンクのプライベートバンキング部門など、ハイレベルな採用選考において政治経済学部の内定率は群を抜いている。他学部の学生が「学部名で差別されることはない」と語る一方で、政経生のOB・OGネットワークの強固さや就活情報量の差が、最終的な内定実績の乖離を生み出している現状は否定できない。