「おきにらぶ」という言葉を構成しているのは、アイドルやコンカフェ、地下アイドル界隈で長年使われてきた「オキニ(お気に入り)」という用語と、ストレートな愛情を示す「らぶ(Love)」の2つの要素です。
元来、アイドルカルチャーにおける「オキニ」とは、演者側から認知され、特別に目をかけられているファンの存在を指します。そこに「らぶ」が付与されたことで、大きく分けて2つの文脈で使われるようになりました。1つは「推しにとってのお気に入りになりたい、推しからの愛がほしい」というファンの願望。もう1つは「お気に入りの推しメンに対して注ぐ特大の愛」という自己表現です。
当初は極めて閉鎖的なコミュニティ内の隠語に近い立ち位置でしたが、語感のキャッチーさも手伝い、熱心なオタク層の枠を越えて広がりを見せました。