デビュー以来、清廉潔白な好青年像を求められ続けたプレッシャーは計り知れない。「ファンの期待に応えたい」という純粋な思いと、「本当の自分を偽り続けている」という激しい自己矛盾。その狭間で心が悲鳴を上げていた。
かつてインタビューで「自分らしく生きたい」と涙ながらに胸中を明かした独占告白は、日本中に大きな衝撃を与えた。求められるパブリックイメージを演じるあまり、本来の自分が削られていく恐怖。その限界を自覚した時、決断が下された。誰かの理想を生きるのではなく、自分の命を自分のために使い切るという、表現者としての宣戦布告だった。