青々と茂る芝生の上に、採れたてのトマトやみずみずしい葉物野菜がズラリと並ぶ。南池袋公園で定期開催されるファーマーズマルシェは、いまや単なるお買い物の場を超えた都市の「社交場」だ。
「埼玉の自家農園から今朝4時に収穫して持ってきました。この完熟いちごのような甘さのパプリカ、生のままかじってみてください!」と、声を張り上げる農家の笑顔に、子連れのファミリーや近隣のオフィスワーカーが笑顔で応える。流通コストを抑えた産地直送だからこそ実現する圧倒的な新鮮さと手頃な価格帯。スーパーでは見かけない珍しい西洋野菜や伝統野菜と出会えるのも、このマルシェが人を惹きつけてやまない魅力だろう。