世界的な高血圧食事ガイドラインにおいて、最も高いエビデンスレベルを誇るのが「DASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)」です。これは、果物、野菜、低脂肪乳製品、全粒穀物、魚・豆類を増やし、飽和脂肪酸、コレステロール、赤身肉、甘味飲料を控える食事パターンを指します。
日本の食文化に落とし込んだ「和風DASH食」の1日モデルメニューと、誰でも作れる減塩テクニックを提案します。
誰でも味が決まる「簡単減塩レシピ」の極意
減塩料理が長続きしない最大の原因は「味が薄くて物足りない」というストレスです。この課題を解消する調理テクニックは3つあります。
- 「酸味」を効かせる(レモン・黒酢・すだち):酸味は塩味を引き立てる知覚効果があります。焼き魚や肉料理に柑橘類を搾るだけで、醤油の使用量を半分以下に削ることができます。
- 「香味野菜・スパイス」を多用する(生姜・ニンニク・大葉・カレー粉・黒胡椒):香りの刺激によって脳の満足中枢が刺激され、塩分が少なくても深いコクを感じられます。
- 「天然出汁の旨味」を凝縮する(昆布・かつお節・干し椎茸):グルタミン酸やイノシン酸の相乗効果で、汁物や煮物の塩分を極限まで減らしても美味しく仕上がります。