飛行機モバイルバッテリー持ち込み規則と預け入れNgの真相【2026】

飛行機モバイルバッテリー持ち込み規則と預け入れNgの真相【2026】

飛行機モバイルバッテリー持ち込み規則と預け入れNgの真相【2026】に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

保安検査場でトラブルを防ぐためには、バッテリーの容量基準を正しく理解しておく必要があります。航空業界の国際基準では、バッテリー容量を「mAh(ミリアンペアアワー)」ではなく、「Wh(ワット時・電力量)」で規定しています。市販されている多くの製品には「10,000mAh」「20,000mAh」といった表記が目立ちますが、基準をクリアしているかどうかは簡単な計算式で算出できます。

一般的なリチウムイオン電池セルの定格電圧は公称3.7V(ボルト)です。電力量(Wh)を算出する公式は以下の通りです。

【Wh計算式】:定格容量(mAh) × 定格電圧(3.7V) ÷ 1,000 = 電力量(Wh)

この計算式に、市場で流通している代表的なモバイルバッテリーの容量を当てはめると、次の数値が導き出されます。

  • 5,000mAh: 5,000 × 3.7 ÷ 1,000 = 18.5Wh(完全に制限内・個数無制限)
  • 10,000mAh: 10,000 × 3.7 ÷ 1,000 = 37.0Wh(完全に制限内・個数無制限)
  • 20,000mAh: 20,000 × 3.7 ÷ 1,000 = 74.0Wh(完全に制限内・個数無制限)
  • 26,800mAh: 26,800 × 3.7 ÷ 1,000 = 99.16Wh(100Whの境界線直下)
  • 30,000mAh: 30,000 × 3.7 ÷ 1,000 = 111.0Wh(100Wh超・最大2個までの制限対象)
  • 43,243mAh以上: 43,243 × 3.7 ÷ 1,000 ≈ 160Wh超(機内持ち込み不可・搭乗不可)

日常使いから出張まで広く重宝されている20,000mAhのモバイルバッテリーは電力量が約74Whとなり、ANAやJALをはじめとする国内線・主要国際線において「100Wh以下」の区分に分類されます。つまり、20,000mAhクラスの製品であれば、個数制限の縛りを受けることなく、一般的な手荷物として問題なく機内へ持ち込めます。

注意すべきは、ノートPC向けの超大型バッテリーや30,000mAhを超えるモデルです。100Whを超え160Wh以下の領域に入ると、多くの航空会社で「1人あたり2個まで」という厳格な上限が適用され、160Wh(約43,200mAh)を超える超大型バッテリーや家庭用ポータブル電源は、手荷物・預け入れを問わず航空機での輸送そのものが禁止されます。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。