「土曜の朝は下り線、日曜の夕方は上り線で必ず動かなくなる」
長年スキーヤーや観光客を苦しめてきた鶴ヶ島ジャンクション(JCT)およびインター周辺のサグ部(下り坂から上り坂に変わる箇所)における速度低下問題。これに対し、NEXCO東日本と国土交通省が打った次の一手が効果を現し始めている。
AIカメラによる動的な速度規制の最適化と、路側帯を活用した付加車線の運用だ。減速が始まる兆候をミリ秒単位で検知し、電光掲示と車載インフォテインメントへ推奨車間距離をリアルタイムで指示する。完全な渋滞ゼロとはいかないまでも、「ピタリと止まる完全停止」の発生頻度は前年比で目に見えて減少した。地元のタクシードライバーも「以前のように裏道へ無理に逃げてくる県外ナンバーの車が減り、一般道の安全性が上がった」と実感を口にする。