大手掲示板やSNS、知恵袋に投稿された東進共通テスト模試ネットの反応を分析すると、受験生の心理的葛藤と、それを乗り越えた合格者たちの共通パターンが浮かび上がってきます。
公立高校から旧帝大に現役合格を果たしたある受験生は、当時の手記で次のように振り返っています。
「高3の6月、東進の共通テスト模試で英語リーディングが48点、数学IAが39点でした。河合塾ではB判定だった志望校が余裕のE判定。会場の帰り道、涙が止まらなくなって塾を辞めようかと本気で悩みました。でも帳票を細かく見ると、時間配分でパニックになって後半の長文を丸ごと落としていただけだった。中5日で返ってきた帳票をもとに、設問ごとの処理速度を徹底的に改善した結果、本番では8割5分まで届きました」
一方で、ネット上には危険なリアクションも散見されます。代表的なのが以下の3つの声です。
- 悲観派の暴走:「東進でE判定だったから、志望校を2ランク下げるしかない」(早期の諦めによる機会損失)
- 現実逃避派:「東進の問題は悪問ばかりだから、点数が低くても気にする必要はない」(分析を放棄し復習を怠る愚行)
- 戦略派の割り切り:「点数はどうでもいい。時間制限内で各大問を何分で切り抜けるかのタイムアタック用として消費している」
合格を勝ち取る受験生に共通しているのは、東進模試を「合格可能性を占うおみくじ」ではなく、「弱点を炙り出す負荷テスト」として冷静に消費している点です。ネット上のネガティブな噂に踊らされる層は、模試の点数そのものを自分の存在価値と同一視してしまう認知の歪みに囚われています。