カルディのコーヒーや輸入食材が並ぶ棚、あるいはレジ前に積まれたご当地銘菓のコーナーに「田野屋塩二郎」があるのではないかという淡い期待を抱く人は少なくありません。しかし、全国主要都市のカルディ店頭調査および流通確認を行った結果、田野屋塩二郎 カルディ販売状況における実態は「定番品としての取り扱いは一切なし」というシビアな現実が判明しました。
SNS上では稀に「カルディで塩二郎のラスクを見た気がする」「カルディに売っていた」という投稿が散見されます。取材班がこうした目撃情報の背景を検証したところ、二つの構造的要因が浮かび上がってきました。一つは、カルディが過去に不定期で開催した「四国・瀬戸内フェア」などの期間限定イベントにおいて、ごく一部の旗艦店へスポットで仕入れられた事例です。もう一つは、カルディで定番人気の「塩バタかまん」やプライベートブランドの塩キャラメルラスクといった、パッケージやテイストの似通った他社製品との記憶の混同です。
カルディの公式オンラインストアの全在庫データベースを照会しても、塩そのものはもちろん「田野屋塩二郎シューラスク」の登録は存在しません。店頭のスタッフに直接在庫確認を依頼しても「定番ラインナップには入っておらず、本部からの定期配荷予定もない」という回答が一貫して返ってきます。カルディを何軒もハシゴして探すのは、時間と労力の無駄に終わる可能性が極めて高いと判断せざるを得ません。