目の奥が痛む場合、「眼科なのか、脳外科なのか、内科なのか」で迷うケースが多発します。受診先を誤って手遅れになる事態を避けるため、症状に合わせた診療科の選択肢を把握してください。
迷った際の第一選択肢は脳神経外科または脳神経内科です。特に「経験したことのない強い痛み」「急激な発症」「手足のしびれ・言語障害」「物が二重に見える」といった神経症状を伴う場合は、MRIやCTによる脳血管病変の即時精査が最優先となります。何科を受診すべきか迷う段階であっても、脳の精査をクリアすることがリスクヘッジの鉄則です。
一方、目の激しい充血、かすみ目、視野の欠損、光の周りに輪が見える場合は眼科へ直行してください。また、黄色い鼻水や鼻詰まり、頬・おでこの圧迫痛が顕著であれば耳鼻咽喉科の受診が適しています。
以下の条件に該当する場合は、診察時間を待たずに救急受診の目安として直ちに119番通報を行ってください。
- 突然バットで殴られたような今までにない激痛が走った
- 激しい頭痛と同時に手足の麻痺、ろれつが回らない、意識が朦朧とする
- 激痛とともに激しい嘔吐を繰り返し、起き上がれない
- 激痛とともに片方の視力が急激に落ちた、または視野が暗くなった