3期生がここまでグループの歴史に深く刻まれた背景には、主軸メンバー3名の卓越した個別キャリアがあります。
久保史緒里の経歴を振り返ると、彼女のキャリアは「地道な実力蓄積と多方面への波及」が最大の特徴です。地元・宮城県愛を原点とした東北楽天ゴールデンイーグルス関連の仕事から、ニッポン放送の看板ラジオ枠の継承、さらには劇団☆新感線の舞台『天號星』やNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演など、演技・トーク・歌唱の全方位で圧倒的な実績を積み重ねてきました。彼女の存在は、乃木坂46の文化的なクオリティを底上げしたと業界関係者からも高く評価されています。
一方、与田祐希の現在は、唯一無二のキャラクター性と高いビジュアル訴求力で独自のポジションを築いています。1st写真集『日向の温度』および2nd写真集『無口な時間』が記録的な大ヒットを記録し、ファッション誌『bis』『MAQUIA』のレギュラーモデルを務めつつ、ドラマ『量産型リコ』シリーズなどの主演作で自然体の演技力を発揮。個人のファンベースの広さは期内でも随一です。
そして、2022年末から梅澤美波がキャプテンに就任したことは、乃木坂46の世代交代を成功裏に導いた最大の要因でした。1期生の秋元真夏から引き継いだリーダーシップは、決して力で押さえつけるものではなく、後輩一人ひとりに寄り添いながら模範を示すスタイルです。高身長を活かした『with』専属モデルや舞台『キングダム』での熱演など、自らの背中でグループの品格を示し続けています。