住まいに求める価値が「所有」から「質感や心地よさの体験」へとシフトするなか、館内のインテリアゾーンは大きな変化を遂げている。大型ショールームが立ち並ぶフロアでは、単に商品を並べるだけではなく、照明の明るさや室内の香りまで計算し尽くされた実際の住空間に近いディスプレイが展開されている。
実際にソファに腰掛け、床材との相性を確認し、光の入り方を確かめる。オンラインショッピングでは決して味わえない「生活の解像度を上げる体験」がここにはある。リノベーションを検討する30代〜40代のファミリー層だけでなく、上質なコンパクトライフを求める単身者の姿も目立つ。暮らしを仕立て直すためのインスピレーションが、この場所には満ちている。