自社の損益分岐点売上高を算出した後、次に行うべきは経営の健全度(耐久力)を客観的に評価することです。そのための2大財務指標が「損益分岐点比率」と「安全余裕率」です。
損益分岐点比率の計算式:
損益分岐点比率(%) = (損益分岐点売上高 ÷ 現在の売上高) × 100
安全余裕率の計算式:
安全余裕率(%) = 100% - 損益分岐点比率 = ((現在の売上高 - 損益分岐点売上高) ÷ 現在の売上高) × 100
中小企業庁の経営指標データおよび主要信用調査機関の統計基準に基づき、企業の財務体質を判定する基準値を以下の比較表にまとめました。
損益分岐点比率が80%以下であれば、売上が20%ダウンしても赤字にならない「安全余裕率20%」を確保できていることを意味します。この数値を毎月の試算表で追跡することが、急激な業績悪化を未然に防ぐ早期警戒アラームとして機能します。