ライト層の間では「あくタイプは弱点がメジャーなタイプばかりで耐久運用が難しい」という誤解が根強く残っています。しかし、実際のバトル現場で起きている事象はその真逆です。
確かにあくタイプ弱点相性は「かくとう」「フェアリー」「むし」の3つであり、特にかくとうとフェアリーは攻撃技として極めて採用率の高いタイプです。しかし、テラスタルシステムの存在がこの相性関係を劇的に変貌させました。あくタイプが「どく」や「フェアリー」「ほのお」へテラスタルすることで、本来の弱点であったかくとう技やフェアリー技を半減で受け止め、相手の計算を狂わせて返り討ちにする戦術が確立されたのです。
さらに、攻撃技の性能においても他の追随を許しません。対戦で勝率を底上げするあくタイプ技おすすめの代表格が以下の技群です。
相手の持ち物を永続的に無力化しつつ火力を出す「はたきおとす」、相手が攻撃技を選択しているときに先制できる心理戦の極致「ふいうち」、相手の攻撃実数値をそのまま利用して大ダメージを与える「イカサマ」、そして相手の音技(ハイパーボイスやフレアソングなど)を封じる「じごくづき」。これらの技は単なるダメージソースにとどまらず、相手のリソースや行動の自由を削ぎ落とす追加効果を内包しており、これが弱点の多さを補って余りある勝率を生み出しています。