ドラマの盛り上がりと呼応するように、音楽シーンの頂点に君臨したのがサザンオールスターズによる主題歌「涙のキッス」である。
切なくも美しいメロディと桑田佳祐の切腸の歌声は、ドラマのエンディングで流れるたびに観客の胸を締め付けた。この楽曲はシングルCDとしてTBSテレビの番組タイアップ史上初となるミリオンセラーを達成し、最終的には200万枚を超える大ヒットを記録。狂気的なサスペンス展開と、極上のバラードソングというギャップが見事なシナジーを生み出した。主題歌を聴くだけで当時の空気感や冬彦さんの衝撃的な映像が脳裏に蘇るという人も多く、平成ポップカルチャーを代表する一曲となっている。