SNSや育児コミュニティでは「入園式までにオムツが取れていないと幼稚園に入れない」「周りの子はみんな2歳で外れた」といった真偽不明の情報が飛び交い、保護者を追い詰める要因となっています。しかし、保育・教育現場の現実は大きく変化しています。
現在、私立・公立を問わず多くの幼稚園やこども園では、3歳児(年少クラス)の入園時点でオムツが外れていなくても受け入れる体制が一般的です。現場の幼稚園教諭や保育士への取材によると、「入園時点でオムツが外れていない園児は毎年クラスに複数人おり、園生活のリズムの中で集団の刺激を受けながら自然に外れるケースがほとんど」と証言されています。
また、世代間ギャップによる助言にも注意が必要です。祖父母世代が「1歳でオムツが外れた」と言うのは、布おむつの漏れを防ぐために大人が頻繁におまるへ座らせていた「大人の訓練」であり、子どもの自立機能が完成していたわけではありません。現代の育児基準とは根本的に異なる過去の常識に惑わされる必要はありません。