国内のオンラインデーティング市場は拡大を続けている。かつて株式会社エウレカが展開する「Pairs」などの恋活・婚活アプリが市場を牽引してきたが、現在では既存の枠組みに収まらないニーズが顕著だ。さらにイベント事業大手の株式会社リンクバルなどが手掛ける多様なマッチング機会の提供も手伝い、既婚者層の潜在ニーズが表出化した。
ここで急速に認知を広げた概念が「セカンドパートナー」だ。配偶者とは異なる特別な存在でありながら、肉体関係を主目的とせず、精神的な繋がりや癒やしを求める対等な関係性を指す。家庭を破綻させずに精神的充足を得るサードプレイスとして、現代社会における心理的安全基地の役割を果たし始めている。