長崎東高校の受検を検討する中学生・保護者の間で、最も頻繁に囁かれる噂が「高校から入学する高入生は、中学からの内進生に追いつけず不利になるのではないか」という懸念です。しかし、教育現場の客観的データはこの噂を否定しています。
確かに、数学などの進度において内進生が中学3年時点で高校内容に踏み込んでいるのは事実です。しかし、高校側もこのギャップを完全に把握しており、高校1年次は高入生単独のクラス編成を取り、専任教員による手厚いフォローアップと最適化された進度調整が施されます。1年間の集中学習を経ることで、2年次の合流時には学力差はほぼ解消されます。
実際、近年の大学合格実績の内訳を調査すると、旧帝大や国公立大学医学部に現役合格した生徒の4割〜半数近くが高入生で占められる年が珍しくありません。高校受験という高いハードルを突破した高入生は、基礎学力の完成度と受験本番に対するメンタルが鍛え上げられており、2年次以降に急激な学力伸長を見せるケースが多々あります。「内進生がいるから高入生が不利」という俗説は、教育現場の実態を知らない根拠のない誤解であると言えます。