猛暑の葬儀で半袖や生足はNg?夏の葬式服装マナーと失敗しない完全対策

猛暑の葬儀で半袖や生足はNg?夏の葬式服装マナーと失敗しない完全対策

猛暑の葬儀で半袖や生足はNg?夏の葬式服装マナーと失敗しない完全対策に関するポイントを詳しくまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

告別式だけでなく、お通夜や近年主流となった家族葬、さらには同伴する子どもの服装に関しても、夏場特有の落とし穴が存在します。

夏のお通夜服装マナー|急な駆けつけ時の「平服」の境界線

訃報を受けて急遽駆けつけるお通夜の場合、昔からのしきたりとして「取り急ぎ駆けつけた」という意味を込めて平服(略喪服)での参列が許容されてきました。しかし、平服とは「何を着ても自由な普段着」という意味では決してありません。

男性であればダークネイビーやチャコールグレーのダークスーツに地味なネクタイ、女性であれば地味な色合いのワンピースやスーツを指します。仕事先から直行する場合でも、ポロシャツやノーネクタイのクールビズ姿のまま会場に入るのは避け、車内や近隣店舗でネクタイを調達し、ジャケットを羽織って焼香に臨むのが最低限の礼節です。

家族葬夏の服装注意点|「身内だけだから」という油断の代償

近年の葬儀の過半数を占める家族葬では、「身内だけだから楽な格好でいいよ」と喪主から声をかけられるケースが増加しています。しかし、この言葉を鵜呑みにしてTシャツやサンダル、ショートパンツなどで参列すると、親族間で激しいトラブルに発展するケースが後を絶ちません。

喪主側が「参列者の健康を気遣って略装を許可した」つもりでも、保守的な考えを持つ高齢の親族からは「常識がない」「故人を冒涜している」と批判の対象になります。家族葬であっても、事前の明確なドレスコード指定(『平服・ノーネクタイでお越しください』など)がない限りは、一般の葬儀と同様の夏用フォーマルを着用するのが最も安全な判断です。

夏の葬式子供服装マナー|制服がない場合の正解コーディネート

子どもの場合、学校の制服があるならば、夏用制服(半袖シャツ・夏用スラックスやスカート)が正装となります。ネクタイがないデザインの制服であれば、そのまま着用して何ら問題ありません。

制服がない乳幼児や小学生の場合は、無理に大人用の黒フォーマルを探す必要はありません。白の襟付きシャツ(ポロシャツ可)に、黒・紺・濃いグレーのスラックスやスカートを合わせます。足元は白い靴下に、華美な色や光るパーツのない黒や紺のスニーカーを合わせれば十分に弔意が伝わります。ただし、キャラクター物のプリントTシャツや短パン、素足にサンダルといった軽装は避けなければなりません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。