「共通テスト対策として基礎問題精講はどれくらい有効か」という点について、本書の例題を即座に自力で解ける状態に仕上げた場合、共通テスト本番で6割5分〜7割5分を安定して狙える地力がつきます。
共通テスト特有の長文読解や会話文、太郎さん・花子さんの誘導形式には慣れが必要ですが、誘導の根底にある数学的ロジックはすべて基礎問題精講に収録されているエッセンスそのものです。本書を仕上げた上で共通テストの予想問題集や過去問演習を重ねれば、8割突破も十分に射程圏内に入ります。
一方、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立を目指す場合、文系学部であれば本書の完成度を高めて過去問研究を徹底するだけで戦えるケースが多々あります。ただし、理系学部や立教・青学の難関日程、中央大理工などを目指す場合は、本書の知識を土台としてもう一段階上の演習系参考書へ接続するのが定石です。