幕張新都心の高層マンション群から八千代・習志野の閑静な住宅街まで、幅広い地域をカバーする本庁舎。人口流入が続く臨海エリアを抱えていることもあり、管轄内の納税者数は年々増加傾向を辿っている。
2026年、税務行政のフロントラインは大きく様変わりした。税務署の指導会場に足を踏み入れると、紙の申告書にペンで記入する姿は激減。代わりに、ずらりと並んだタブレット端末や自身のスマホを操作し、マイナンバーカードをかざす来庁者の姿が目立つ。だが、操作の手順一つで立ち止まる高齢者や、画面のエラー表示に困惑する若者の姿も少なくない。窓口の案内スタッフは休む間もなく対応に当たっている。