2000年代後半、益若つばさが提案した「デカ目・美肌」のブームは、日本のユースカルチャーを塗り替えた。その後、「97%(キューナナパーセント)」のように絶妙な抜け感を表現する機種が登場するなど、流行の質感は目まぐるしく変化している。
その変化を決定づけたのが、画像受取システムの誕生と写真共有サービスの定着だ。紙のシールを切り分けて手帳に貼っていた時代から、デジタルデータをSNSでシェアする時代へ。プリクラは単なる思い出の記念写真ではなく、個人のセルフブランディングやコミュニケーションのツールへと完全に昇華を遂げた。