Q1:消費税と地方消費税は、何が違うのですか?
A1:普段「消費税10%」と呼んでいるものは、国の税金である「消費税(7.8%)」と、都道府県や市区町村に納められる「地方消費税(2.2%)」を合算したものです(軽減税率の場合は国6.24%+地方1.76%=8%)。消費者が分けて支払う必要はなく、事業者が国へ一括して申告した後、地方交付税などの仕組みを通じて各自治体に配分され、地域の福祉やインフラ整備に充てられます。
Q2:なぜ間接税である消費税に「軽減税率」が導入されたのですか?
A2:消費税率が10%に引き上げられた際、低所得者ほど負担が重くなる「逆進性」を緩和するためです。日々の生活に欠かせない酒類・外食を除く飲食料品と、定期購読契約の新聞について税率を8%に据え置くことで、家計の急激な負担増加を防ぐ安全弁としての役割を持たせています。
Q3:サラリーマンが確定申告をしても、払いすぎた消費税を取り戻す(還付を受ける)ことはできますか?
A3:原則としてできません。個人消費者が日々の買い物で支払った消費税は、あくまで商品代金の一部として確定しており、所得控除のように年末調整や確定申告で返金される仕組みはありません。消費税の還付を受けられるのは、課税事業者として消費税の申告を行い、売上時に受け取った消費税よりも仕入れや設備投資で支払った消費税のほうが多かった事業者に限られます。