ファミリー層や子ども連れも多く詰めかけるプロ野球の公式戦において、なぜこれほどまでに過激とも取れる演出が実現したのでしょうか。その真相には、明確なタイアップの意図と壇蜜さん自身の覚悟がありました。
この始球式は、壇蜜さんの初主演映画となった『甘い鞭』(石井隆監督)の公開記念プロモーションとして企画されたものでした。作中でSMの女王様と女医という二面性を持つヒロインを演じていたことから、「脱皮」「変身」を象徴するパフォーマンスとして脱衣ギミックが組み込まれたのです。
「呼ばれたからには、期待以上の爪痕を残す」――当時ブレイクの真っ只中にいた彼女は、自身のパブリックイメージを熟知した上で、求められる役割を完璧に演じ切るプロ意識を持っていました。関係者によると、事前に球団側や主催者とも綿密な打ち合わせが行われており、決して突発的な暴走ではなく、計算し尽くされたプロフェッショナルの仕事だったことが明かされています。