ネット上のQ&Aサイトやまとめ記事には、古い情報や誤った解釈が今なお残っています。ここで代表的な3つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「親族や同居人への譲渡なら絶対に安全」という思い込み
「家族なら名字が同じだから本人確認も突破できる」と考える人がいますが、これは誤りです。現代の電子チケットは生年月日、性別、電話番号まで厳格に照合されます。名字が同じであっても、登録者と来場者の性別や年齢が明らかに異なれば、ゲートで足止めされます。公式に同行者登録の変更手続きが用意されていない興行では、親族間であっても規約違反と判定されるリスクがあります。
誤解2:「紙チケットなら本人確認されない」という神話
「電子チケットは危ないから紙チケットを買えば安心」という言説も過去の遺物です。2026年現在、転売対策として紙チケットの発行そのものを廃止するアーティストが激増しています。仮に紙チケットであっても、券面に購入者氏名が印字されている場合、抜き打ち本人確認で身分証明書の提示を求められれば言い逃れはできません。
誤解3:「チケジャムの入場補償に入っていれば100%全額返金される」
チケジャムなどの二次流通サイトが提供する補償サービスは一見心強い味方に見えますが、適用条件は極めて厳格です。「入場拒否された客観的証拠(不入場証明書や会場スタッフからの書面など)」の提出を求められるケースが多く、現場で口頭により拒否されただけでは補償対象外とされる事例が少なくありません。規約の細部を読まずに過信するのは禁物です。