かつて新豊洲周辺は「鑑賞したらすぐに都心へ戻る」通過点に過ぎなかった。しかし、豊洲市場の場外商業施設「千客万来」の開業や周辺の飲食・ホテル開発の成熟によって、エリア全体の滞在価値は劇的に変わった。
午前中に豊洲チームラボで素足のデジタルアートに没入し、適度な疲労感と高揚感を抱えたまま市場エリアへ移動して新鮮な江戸前の魚介に舌鼓を打つ。午後は東京湾を一望する温浴施設で汗を流すか、芝浦・有明方面へ散策を広げる。単体のアート体験にとどまらず、都市型リゾートとしてのシナジーが完全に機能している点が、現在の豊洲の強みと言える。