大手ブライダル口コミサイトやSNS、コミュニティ掲示板には、家族婚を選んだ新郎新婦たちの本音が生々しく記録されています。現場のリアルな声を集約すると、満足度の高さと後悔ポイントが明確に対比を成しています。
手記やSNSの体験談において圧倒的に支持されているのは、「周囲への気遣いに追われず、両親と本当に濃密な会話ができた」という精神的ゆとりです。
「友人を招いた披露宴だと、高砂席で写真を撮るだけで精一杯になり、親とは一言二言しか話せなかったという先輩の話を聞いていた。家族婚にしたところ、ひとつのテーブルを全員で囲み、子どもの頃の思い出話や感謝の言葉をゆっくり伝えられて、父も母も涙を流して喜んでくれた」(都内在住・30代女性の手記より)
一方で、手放しの絶賛ばかりではありません。知恵袋や相談掲示板では、家族のみ結婚式の評判とネットの反応を検索するプレ花嫁たちが直面する「想定外の気まずさ」も多数報告されています。
「司会者を入れずに食事会を始めたところ、歓談中に沈黙の時間が流れてしまい、間を持たせるのが大変だった」「どこまでの親戚を呼ぶかで実家と義実家の意見が食い違い、招待基準のすり合わせで激しい口論になった」といった体験談は後を絶ちません。演出がない分、進行や空気づくりを自分たちでコントロールしなければならないプレッシャーは、少人数婚ならではの現場のハードルです。