私たちが日常的によく口にする「無我夢中」は、仏教思想における「無我」(執着する自分を捨てること)に由来する。自分という存在すら忘れて目の前の対象に没頭する状態は、現代の心理学でいう「フロー状態」にも通じる極致だ。
一方、「無病息災」は古代中国の災難除けの観念と結びつき、日本で独自の発展を遂げた。ここでの「息」は「防ぐ・やめさせる」を意味し、悪霊や病魔の災いを抑え込む祈りが込められている。新年の挨拶やビジネスの手紙で添えられるこの言葉には、歴史に裏打ちされた温かい配慮が息づいている。
私たちが日常的によく口にする「無我夢中」は、仏教思想における「無我」(執着する自分を捨てること)に由来する。自分という存在すら忘れて目の前の対象に没頭する状態は、現代の心理学でいう「フロー状態」にも通じる極致だ。
一方、「無病息災」は古代中国の災難除けの観念と結びつき、日本で独自の発展を遂げた。ここでの「息」は「防ぐ・やめさせる」を意味し、悪霊や病魔の災いを抑え込む祈りが込められている。新年の挨拶やビジネスの手紙で添えられるこの言葉には、歴史に裏打ちされた温かい配慮が息づいている。