検索エンジンの画像検索で表示されるトコジラミの発疹画像は、症状が極限まで悪化した重症例が多い。そのため「自分の赤みはここまで酷くないから違うだろう」と勝手に自己判断してしまう受診遅れが多発している。
真実を見抜くためには、皮膚だけでなく「周辺環境」の証拠集めが不可欠だ。
今すぐ確認すべきは、シーツや枕カバーに残された「黒い斑点(血糞痕)」だ。トコジラミは吸血した後、消化した血液を黒いインクの染みのような糞として排出する。マットレスの四隅や縫い目を捲り、擦ると広がるような黒い点々が見つかった場合、そこは既に彼らの巣(潜伏場所)となっている可能性が極めて高い。