インターネット上の掲示板や知恵袋、SNS上では、同校に対するいくつかの偏った噂や先入観が散見されます。現場の検証から見えた実態を整理します。
誤解1:「国立大学の附属だから英才教育や特殊な学力指導をしている」
これは明らかな事実誤認です。同校は知的障害教育部門を担う特別支援学校であり、いわゆる普通科附属小学校・中学校のような教科偏差値重視の教育は行っていません。主眼はあくまで「生活に根ざした自立と社会参加」にあります。ただし、教育研究校であるため、ICT機器を用いた先進的な視覚支援や、児童生徒の自己決定・探究を促す授業デザインの質は非常に高く保たれています。
誤解2:「実習生が多すぎて授業が落ち着かないのでは?」
金沢大学人間社会学域の学生が年間を通じて教育実習に訪れるため、「見知らぬ大人が頻繁に出入りして子どもが不安定になるのではないか」という懸念の声があります。実際には、専任教員の厳格な指導監督のもとで実習が行われており、むしろ「子ども1人に対して大人の目が多く行き届き、安全面や手厚さが増す」というメリットを感じる保護者が多数派です。ただし、極端に対人変化へ過敏な子どもの場合、環境変化への配慮が不可欠となります。