「キーファ=オルゴ・デミーラ説」を完全に覆す決定的な証拠は、ゲーム後半におけるユバール族の末裔・アイラの登場です。
アイラは腕の立つ女剣士でありながら、ユバールの民としての宿命に疑問を抱いていました。彼女の身体には、かつてグランエスタード王家のみに受け継がれていた「ユバールの紋章(王家のあざ)」が刻まれており、彼女こそがキーファとライラの直系の子孫であることが作中で明かされます。
さらに現代のグランエスタード城下町の発掘現場からは、過去の世界でキーファが遺した手紙(石版)が発見されます。そこには主人公への感謝、親友としての変わらぬ友情、そして自分が選んだ道に誇りを持って生き抜く決意が綴られていました。この一連の描写によって、キーファが邪悪な魔王へと変貌する余地は完全に否定されています。
なお、2013年に発売された3DS版ドラクエ7 リメイク 変更点においては、キーファ離脱時に所持していた装飾品や貴重品が「ふくろ」に戻る親切設計へと改修され、プレイヤーのトラウマを和らげる配慮がなされました。