大会の幕開けを飾る第1試合。格闘技興行において、この最初の1枠に誰を配置するかは、イベント全体の熱量を決定づける極めて重要な要素だ。静まり返った会場の雰囲気を一気に加熱させ、観客のテンションを最高潮へと引き上げる役割が求められる。
2026年のRIZINにおいても、第1試合にはKO決着が期待できるハードパンチャーや、若手注目株の倒し屋同士のマッチアップが意図的に組まれるケースが多い。判定決着で静かに始まるよりも、激しい打ち合いや電光石火のサブミッションでリングが染まることで、その後の大会全体のトーンが定まる。演出チームも第1試合の入場シーンには特別な演出を施し、観客を一気に非日常の世界へと引きずり込む工夫を凝らしているのだ。