かつて最多勝利投手のタイトルを獲得し、リーグを代表する投手へと登りつめた東投手。その実績があるからこそ、週刊誌メディアにとっては格好のターゲットとなった側面は否めない。
現代のスポーツジャーナリズムにおいて、アスリートの私生活や倫理観に対する世間の目はかつてないほど厳格化している。グラウンドでの数字さえ残せばすべてが許される時代はとうに過ぎ去った。しかし同時に、センセーショナルな見出しや私生活の過度な暴き立てが、選手のプレー環境やメンタルヘルスを著しく脅かすという批判も根強い。どこまでが知る権利であり、どこからが過剰なプライバシー侵害なのかという境界線が改めて問われている。