大通りから少し奥まった広場にたたずむ白い繭のような建物。スクウェア・エニックス本社ビル「イーストサイドスクエア」の麓に位置するこの建築は、一見すると現代アートのギャラリーのようでもある。楕円形の曲面で構成された外観は、直線的なビルが立ち並ぶ都心の風景の中で圧倒的な違和感、そして魅力を放つ。
日中は太陽の光を反射して眩しいほどの白さを誇り、夜になれば内部から漏れ出る柔らかいライティングによって幻想的な雰囲気を醸し出す。この独特なデザインは、訪れる前から人々の期待感を最高潮に高めてくれる。一歩足を踏み入れれば、そこは日常の延長線上ではなく、完全に計算し尽くされた物語のプロローグなのだ。