ネット上のSNSやグルメ口コミサイトでは、「塩ラーメンに飽きたときの最強の選択肢」「五稜郭で飲んだ後のシメは塩ではなく、いまや油そば一択」といった声が目立ちます。実際に現地の繁華街を定点観測すると、金曜や土曜の深夜2時を過ぎても、カウンターのみの五稜郭油そば名店には入店待ちの列ができる光景が日常化しています。
現場の券売機動向を検証すると、定番の醤油ダレに加え、「海老油」「焦がしネギ油」「辛味噌」といったトッピングのカスタム注文率が65%以上を占めています。卓上のお酢とラー油を回しかけ、自分好みの酸味と辛味の黄金比率を作り出す工程そのものが、体験型グルメとして若年層のエンゲージメントを高めていることが窺えます。
また、函館まぜそば有名店では、追い飯(残ったタレに少量の白米を投入するサービス)を標準装備する店舗が主流となっており、「麺を食べ終えた後の一口ご飯までがセット」という食習慣が完全に定着しています。