地下1階から地上3階に展開する商業エリア「J'sモール」も、消費行動の変化に合わせてたくましく姿を変えてきた。スーパーマーケットや医療クリニック、金融機関といった日々の生活に欠かせない機能を核としながら、近年ではシェアオフィスやヘルスケア関連施設の充実が進む。
ネット通販が完全に定着した時代において、リアルの商業施設に求められるのは「今すぐ必要な利便性」と「立ち寄りたくなる空間価値」だ。ノートPCを開いて仕事に没頭するフリーランス、買い物袋を手にする高齢者、学校帰りに立ち寄る学生たち。多様なレイヤーの人間が混ざり合う光景は、ここが単なる消費の場ではなく、地域社会の共有スペースとして機能していることを証明している。