ネット上の掲示板やSNS、合格体験記に寄せられるリアルな声から、所沢北高校の校風と日々の学校生活の実態を検証します。
同校の代名詞とも言えるのが、2002年から導入されている「65分授業(現在は独自の変則コマ・カリキュラムを活用)」です。1コマの密度を濃くすることで、週あたりの授業進度を速め、高校3年次の演習時間を確保する試みですが、在校生からの口コミでは賛否両論のリアルな本音が垣間見えます。
卒業生の一人は次のように語っています。
「65分授業は慣れるまで正直かなり疲弊します。集中力を切らすと一気に置いていかれる。ですが、3年生になって大学受験の記述問題に向き合ったとき、じっくり思考を続ける体力が自然とついていたことに気づかされました。部活動も多くの生徒が所属しており、平日は部活終了後に自習室で勉強、土日も大会や遠征という過密スケジュールが当たり前。『文武両道』は単なるスローガンではなく、こなさざるを得ない日常でした」
また、理数科の特徴と評判に関しては、独自のSS科学探究や課題研究、実験合宿など、知的好奇心を刺激するプログラムが高く評価されています。40名という少人数クラスが3年間クラス替えなしで進むため、仲間同士の団結力が非常に強く、理系難関大学を目指すチームのような一体感が生まれるという声が多く聞かれます。