消息を絶ったとされる時間帯、現場周辺では複数の不審な情報が寄せられている。近隣住民からは「白いワンボックスカーが低速で何度も行き来していた」「普段見かけない人物が通学路付近に立っていた」といった証言が上がっており、捜査本部はこれらの信憑性を慎重に精査している。
捜査の大きな柱となっているのが、周辺一帯の防犯カメラ捜査とドライブレコーダーの映像解析だ。現場付近を通過した車両の割り出しが進められるとともに、専門部隊によるデジタル鑑識が急ピッチで進められている。わずか15分という短い空白の時間に何が起きたのか。電子データと肉声の証言を突き合わせる作業が、夜を徹して行われている。