朝9時の開店と同時に、店内は活気に包まれる。棚に並ぶのは、その日の朝に地元農家が収穫して持ち込んだばかりの瑞々しい野菜たちだ。泥付きのネギ、葉がピンと張ったほうれん草、そして茨城名物のサツマイモ。スーパーの品揃えとは一線を画すその圧倒的なボリュームと鮮度に、誰もが目を奪われる。
価格設定も直売所ならではの魅力だ。流通コストが抑えられているため、大ぶりで質の良い野菜が驚くほど手頃な価格で手に入る。主婦層だけでなく、最近では都心からわざわざ車を走らせてまとめ買いに来る若いカップルの姿も目立つようになった。