ティックトッカー(TikToker)という言葉の語源は至ってシンプルで、「TikTok上で継続的にコンテンツを発信する人物」を指す。言葉の意味を扱うサイト「言葉の意味サーチ」でも紹介されているように、初期の定義は「リップシンクという15秒の口パク動画を編集し投稿する人たち」だったが、現在その定義はほぼ形骸化している。
TikTokが日本市場に本格上陸した2017年から数えると、約8年でプラットフォームは劇的に進化した。当初は「若者向けの遊び場」という評価が支配的だったが、コロナ禍(2020〜2021年)での巣ごもり需要を契機に爆発的なユーザー増加が起き、企業のマーケティング主戦場の一つに変貌した。2026年時点で世界のTikTok月間アクティブユーザーは18億人規模(複数のデジタルメディア調査報告より)とされており、発信者側のティックトッカーもその数に比例して増加している。
注目すべきは、ティックトッカーという職業・肩書が「副業」と「本業」の両方に成立し始めたことだ。大手企業に勤めながら週末に投稿し月20〜50万円の副収入を得るケースから、法人化して年収数千万円規模のビジネスに育て上げたフルタイムクリエイターまで、その裾野は驚くほど広い。
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