ひとくちに恐竜といっても、種類ごとにデフォルメのポイントは大きく異なります。数ある恐竜の中でも、特に人気の高い4大スターの愛されデザインを整理しました。
まず筆頭は、暴君竜のイメージを完璧に裏切るティラノサウルスのかわいいイラストです。頭を極端に大きく、胴体を卵型にして、最大のチャームポイントである「短すぎる前足」をちょこんと配置するのが現代流。鋭い牙は控えめなギザギザや小さな八重歯のように描き、口元をほんのり赤らめることで、最強の捕食者が守ってあげたくなるマスコットへと変貌します。
続いて根強い支持を誇るのが、トリケラトプス手書きイラストです。特徴的な3本の角は先端を丸くし、トレードマークの大きなフリル(襟飾り)をまるでレースのスタイやお花のフリルのようにあしらうデザインが定番化。草食恐竜らしいおっとりとした性格が滲み出るような、ぽかんと開いた口や眠たげなタレ目が鑑賞者の母性本能を刺激します。
モノトーンのシンプルな雑貨やワンポイント刺繍で引っ張りだこなのが、ステゴサウルスかわいい白黒イラストです。背中に並ぶ骨板を木の葉やハート形にアレンジし、丸みを帯びた背中のアーチを滑らかに描くことで、北欧風のミニマルな美しさが生まれます。無駄を削ぎ落としたモノクロ線画は、大人のステーショナリーにも自然に溶け込みます。
そして空の王者も忘れてはなりません。プテラノドンゆるキャラ風イラスト素材では、巨大な翼を広げて風に乗る優雅さよりも、大きなクチバシに顔が埋もれてしまったような「おとぼけ感」が強調されます。飛ぶのが少し下手そうな丸っこい翼と、ひょこひょこ歩きそうな頼りない足元のアンバランスさが、見る人の笑顔を誘っています。