野球のあらゆるプレーの根幹を支えるのが公認野球規則だ。同規則には、悪天候や照明設備のアクシデントによって試合が途中で打ち切られる「コールドゲーム」の成立条件や、正式試合として認められるイニング数(原則5回以上)が厳密に定められている。
ルール改正が重ねられる以前の球界には、信じがたい超ロングゲームの記憶が刻まれている。プロ野球での最長試合時間記録は、2010年の日本シリーズ第6戦で記録された5時間43分(延長15回引き分け)。またイニング数の最長としては、1942年に名古屋軍と大洋軍が繰り広げた延長28回の激闘が語り継がれている。当時は日没まで投げ抜き、試合時間は3時間47分であった。