二人の関係が破綻へ向かった直接の契機は、2023年9月下旬に報じられた週刊文春によるスクープでした。記事では、降谷建志が都内のカフェに勤務する30代前半の女性と数年にわたり親密な関係を築いていた事実が、生々しい証拠写真とともに報じられました。
報道直後、降谷建志は自身のInstagramストーリーズを通じて異例の早さで声明を出し、すでに別居状態にあったこと、そしてMEGUMIに対して深い謝罪の念を抱きながら離婚の協議を進めていることを公に認めました。直撃取材に対しても取り繕うことなく非を認めた背景には、家族へのこれ以上の詮索を食い止めたいという意図が透けて見えました。
もともと二人の馴れ初めは、2005年、MEGUMIがDragon Ashのミュージックビデオを見て降谷建志に一目惚れし、ライブ会場に足を運んで猛アタックしたことから始まりました。2008年7月に結婚し、長男が誕生。しかし、長年の結婚生活のなかで、互いの多忙によるすれ違いと家庭内における役割のズレが少しずつ溝を深めていったと伝えられています。
MEGUMIは離婚成立時の公式コメントにおいて、「共に過ごした約15年の日々には感謝の念しかありません」と大人の気品を保った声明を発表しました。マスコミを巻き込んだ泥沼の暴露合戦に発展しなかった最大の要因は、双方が「長男の尊厳を守ること」を絶対的な防波堤として設定した点にあります。