フリーマーケットを満喫した後は、岡崎エリア一帯の歴史と文化に触れる散策へ繰り出したい。この地は明治28年(1895年)、桓武天皇を祀る平安神宮の創建と内国勧業博覧会の開催を契機として、近代京都の文化ゾーンとして整備された歴史を持つ。
公園のすぐ隣には、伝統産業から現代のデザインまでを体感できる京都市勧業館(みやこめっせ)があり、地下の京都伝統産業ミュージアムでは職人による実演を間近で見学できる。少し歩けば京都国立近代美術館や京都市京セラ美術館が佇み、広場周辺はまさにアートと歴史の結節点だ。
買い物の合間にロームシアター京都のカフェでテイクアウトしたコーヒーを片手に、芝生に腰を下ろして戦利品を眺める。そんな贅沢な休日の過ごし方が、この街ではごく自然に叶う。