実際に現地で生活する住民や移住者への取材からは、数字上のスペックだけでは測れない「日々の暮らしやすさ」が浮かび上がってきます。
治安面において、前橋市は群馬県警察本部や県庁が所在する行政の中枢ということもあり、県内でも極めて良好な治安水準を維持しています。地域住民による防犯パトロールや、中心市街地・通学路への防犯カメラ設置が進んでおり、夜間の一人歩きでも過度な不安を感じる場面は少ないと住民らは口を揃えます。
子育て環境の充実度も特筆すべき要素です。市は待機児童数ゼロを継続しており、保育施設への入りやすさは首都圏と比べて格段に有利です。さらに、市内には広大な芝生とバラ園を擁する「敷島公園」や、日本最古級のレトロ遊園地として親しまれる「るなぱあく(前橋市中央児童遊園)」など、低コストで一日中遊べる施設が市街地近郊に点在しています。
都内から未就学児を連れて移住した30代夫婦は、取材に対して次のように語っています。
「東京にいた頃は公園の順番待ちやベビーカーでの移動に神経をすり減らしていましたが、前橋に来てからは空が広く、子どもをのびのびと遊ばせられる場所に事欠きません。小児医療費の助成制度もしっかりしており、心理的な余裕が全く違います」